- 草 貴子
- 2020.9.11
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■町内会の魅力・特色
仙台市で初めての役員が全員女性の町内会になっており、東日本大震災時の避難所運営の経験を活かし女性コーディネーターという役職を設立。
泉区では初の町内会と曹洞宗宮城県宗務所との間に【防災協定】を締結。
普段の生活に負担にならない活動をモットーにしてます。
集会所がなかったため、町内会役員が連帯保証人になりローンを組んで集会所を設立
■主な防災活動▽
・年一回の秋季に【防災訓練】と【町内会祭り】を同日に開催
※コロナの影響により今年度は実施なし
・不定期に【防災講和】開催
・手作り防災便利マップの作製
・防災カルタを作成し、近隣の小学校や集会所で実施し防災への意識向上 等■町内会の防災課題
コロナ以外の感染症への対応(実際に東日本大震災の時に避難された方でノロウイルスに感染していた方がいた)
起こる時間帯での対策(単身赴任世帯が多い為)
避難所の人数制限時の対応(付近に数か所の避難所があるがリアルタイムでどれくらい余裕があるかわかるといい)
■行政への希望・要望
地下鉄の各ホームや公共機関の広告スペースなどに近くの避難所の掲載(交通機関利用者が被災したとき必ずしも地理に詳しい人間だけではないので)
同場所に災害に対する啓発、防災に対する意識向上できるような「見て学ぶ」広告を増やしてほしい。■コロナ禍における防災活動と課題
感染症対策として、小学校を避難所とした場合に感染症の方を如何に隔離して、避難者を密にならないようにするための対策を早急に取りまとめていく必要がある。 -
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