宮城ブロック協議会

防災減災プラットフォーム

地域の取組み

泉中央連合町内会 泉中央第一町内会 防災活動

  • 会長 髙橋 喜悦
  • 2020/9/17
  • ■町内会の魅力・特徴
    ・泉中央連合町内会は泉中央駅を中心とし大型商業施設、企業、団体、住宅街がある泉中央副都心と呼ばれる地域です。
    ・毎年1月に新春の集いを開催。20年以上続いており市民、企業、団体とのコミュニケーションをとることを目的としている。
    ・SBLを200人以上抱えており防災活動の際は活躍している。
    ・10月の合同訓練は小中学校の生徒も参加し昨年は1,620名が参加、授業参観も絡ませ保護者の参加も多い。

    ■主な防災活動内容・スケジュール
    ・毎年10月に合同防災訓練を実施(開催地:七北田小学校、七北田中学校)
    ・昨年は、運営委員会、各種防災団体、七北田小学生、七北田中学生、保護者など合計1,620名が参加
    ・内容は講演会、避難所開設運営訓練、避難者受入・退所訓練、居住スペースの割振り・居住訓練等多数

    ■町内会における防災の課題
    ・仙台市に申請している要援護者(災害弱者)が約110名いるが、実際は申請していない要援護者も多くいるとみられる。人口が多い分、要援護者も多く、実際の有事の際、町内会の担当だけでは対処しきれない。要援護者の近隣にお願いするのが一番だが、プライバシーの問題から近隣に個人の情報を知らせるのは難しい。現状は申請されている要援護者は町内会長のみ把握。今後より増えるとみられ対策が急がれる。
    ・合同訓練は大規模に行っているが、関係者が多く、まだまだ一般市民の巻き込みができていない。

    ■仙台市に対する要望等
    ・大型商業施設や企業が多くあり、他に地区から働きにきている人が多い地域のため、日中に災害が発生した場合にその方々が帰宅困難者となるおそれがある。地区の避難所では対応しきれないので、区役所等で受け入れ場の確保が必要。