宮城ブロック協議会

防災減災プラットフォーム

防災・減災の取り組み

福住町内会 防災活動

  • 福住町内会
  • 会長 菅原 康雄
  • 2020/09/09
  • ■町内会の魅力・特色
    福住町内会は集合住宅を除く、432世帯の100%が町内会に加入しており、1,262名の全員とペットの有無まで記載した名簿を作成しています。また、町内独自の自主防災マニュアルを作成し加入世帯の全てが共有いただくとともに、若い世代にも町内会役員に入ってもらい、彼らの意見も取り入れながら活動を行うことで、若い世代の町内会離れもありません。町内会独自に近隣地区や他県町内会また企業との協定を結び、災害時にはお互いに支援を行える体制を構築しています。町内会の防災活動はお祭りの一環として楽しい雰囲気を作り開催することで、地域住民のみならず、近隣地区からも自発的に参加していただいています。こうした地域の活発なコミュニケーションによって、福住町内会は自助・共助を実現し、更に「他助」をも可能にすることで災害に強いコミュニティを確立しています。

    ■主な防災活動内容・スケジュール
    ・本年は町内会としての活動は全て中止。
    (ただし、有志での取り組みを11月第2日曜日に開催予定。この取り組みでは、コロナの状況下において想定される避難所運営の様子をパネル展示するなどにより、地域住民への意識啓発を主眼に置く。)
    ※例年は 秋祭り 防火・防災訓練(全員参加型体制)として催しています。

    ■町内会における防災の課題(今現在の課題や今後起こりうる課題等)
    ・公助では、自助・共助の様に地域の細やかな部分をサポートする事はとても難しい事だと思います。また地域における、自助・共助での防災活動には公的資金のような予算がありません。地域と行政がお互いに支え合えることが必要です。
    ・女性防災リーダーの育成は、福住町内会だけの課題ではありませんが、避難所においての生活を支えるためには女性の力が必要です。食事、着替え、子育て、介護など生活の全てにおいて女性は男性以上に優れていますので、有事には女性がリーダーとしての力を発揮出来る役割を明確にする必要があります。

    ■防災環境都市仙台としての今後の防災活動への希望、要望
    災害時の防災活動は地域住民主導権で行うべきと国でも方針を打ち出しています。仕組みを切り替えることはとても難しい事ですが、コロナ感染症により生活の様式を変革させなければならない今がそのときです。町内会側の要望と自治体が一律に提供できるサービスはマッチしないのが通常です。お互いの主張を言い合っていたらいつまで経っても何も進みません。仙台市の財政が許すのであれば、地域についての自然災害をよく知っている地域住民が考えた施策を実現できる予算枠を付けていただきたいと考えています。